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パーマ入門編

パーマの種類とメカニズム

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パーマの種類とメカニズム

そもそもパーマとは、「パーマネント(永久・不変の意味)」からきたことばです。つまり、パーマは髪内部の構造を化学的に変えて、長時間髪の型を保持することができます。パーマは通常1~2ヶ月間持ち、毎日のスタイリングを楽にするうえ、湿気にも強いのでスタイルもくずれにくいという長所もあります。

ストレートパーマ

01
クセ毛の状態

正常な髪の断面が真円であるのに対して、くせ毛の髪の断面は、楕円等の不規則なかたちになっているため、髪が曲がってしまいます。試しにまっすぐのばすと結合が引っ張られ、手をはなすともとに戻ってしまいます。

髪内部の結合
02
パーマ1剤のはたらき

結合は、パーマ1剤で切り離されます。(髪が軟化します。)

1剤をかける
03
髪をのばします

髪をのばすことで切れた結合にズレが生じます。

違うものどうしが向き合う
04
パーマ2剤のはたらき

パーマ2剤によってズレが生じたところで再び結合し、まっすぐに固定されます。

2剤をかける

ウェーブパーマ

01
自然な状態
髪内部の結合
02
髪を巻いた状態

髪をロッドに巻きつけると、内部の結合が図のように引っ張られます。

髪内部の結合
03
パーマ1剤のはたらき

引っ張られていた結合は、パーマ1剤で切り離され、髪が軟化します。

引っ張られていた結合は切り離され、ズレが生じます。

04
パーマ2剤のはたらき

パーマ2剤によってズレが生じたところで再び結合し、ウェーブが固定されます。

2剤をかける

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